刀ミュ つはものどもがゆめのあと 三日月について考えた感想
こんにちは、皆さん。今日は三日月について考えた感想をみんなにシェアしたいです。
ミュージカル刀剣乱舞『つはものどもがゆめのあと』
東京公演を観劇してきました。
当日券チャレンジもしましたが、東京公演は残念ながら1回のみで終了。
記憶が完全に消えないうちに、感想を書き記しておきます。
ストーリーについては冒頭に。
ネタバレご注意ください。
余談ですが、わたしは歴史がからっきしダメ、
ストーリーを1回で理解できない、軽い相貌失認なので、
衣装が変わると誰が誰かかなりあやしくなります。
特に今回、人間キャストについて致命的な勘違いをしている可能性が高いです。
三日月の心情について
三日月は今剣に「義経の元へ行け」と、その場を離れて義経を追うように言います。
「でも…」と逡巡する今剣に、三日月がかけるのは、
「思いを残すな。」
という言葉。
かつての主のもとにいた事実はなかったけれど、まっすぐに義経を愛し、憧れを心に抱いている今剣が、自分の存在の有無についても、ちゃんと向き合える日が来るように。
思いを残すな、っていうのは、単に元の主の最後に立ち会ってこい、という意味じゃなくって、お前は義経に、なにか確かめたいことがあるのではないか?というふうにも取れるなと思えて。
全てをわかっている三日月だから、今剣が前に進めるための機会を、自分にできる範囲で作ってあげたんじゃないのかな、って思いました…。
考えすぎかもしれないんだけどね…
あと、この「思いを残すな」のまりちかさまの言い方が!もう…!!!!涙
三日月に関しては、こんなセリフの言い方がなぜできるか!の連発だったんですけど…
ここも号泣してしまうシーンの一つでした…。
「義経…行け!」も本当に涙腺がダメになる。
そこに覆いかぶさる鳥の羽音と、ピアノのイントロですよ…!
「後に残るものは 何か しるし」という歌い出し…
…なんて演出をするんだ…!天才なのか!??
そしてこの三日月のやさしさは、もちろん「強さ」に裏打ちされたものだと思うんだけど、それを思うと、どうしても。
幕末天狼傳で、兼さんが長曽祢さんについてはっちに語るときのセリフを思い出してしまいます。
「あの人は強ぇ。だが、悲しい。」
三日月についても、これが当てはまるなって…。
誰もが認める圧倒的な存在だからこそ、抱え込まなければならない孤独。
それとただ一人向き合って、誰にも理解をもとめることなく、淡々と歴史を何度も遡り、その行く末を見守っている…って、あまりにも、つらすぎない!!?なんでそんなことするか!!って悲しくなる!
だけど!私が刀ミュのことが本当にすきだな!と思うのが!ここで三日月が闇落ち描写されたりしないこと、そして、安易な解決に頼らずとも、物語の最後に光明を見せてくれるところ、です…。
ひとり途方もない孤独と戦っている三日月、彼はそれを誰かと共有しようとは、おそらく思っていないけど。
小狐丸は最後のシーンで「貴方のやり方が正しいとは思いません。でも、間違っているとも思わないことにしました。」と自ら出した結論を伝えます。
それぞれが正しいと思うやり方で、これからもぬしさまのために、できることをやっていけばいい、と。
それを聞いた三日月は「小狐丸殿…どうかな。茶菓子をひとつ。」と声をかけ、
小狐丸は「いただきましょう。」といつものようにおっとりと返します。
最後の戦闘シーンで、小狐丸は「三日月殿。…踊りますか!」と声をかけているので、和解というか雪解けというか…はすでに果たされているのだけど、平和な本丸で、こうして朗らかに談笑する二人をみると、やはりこちらの心もほどけます。
三日月は、やっぱり一人なんかじゃないのです。
彼の歴史介入の行為がこの先どうなっていくのかは分からないけれど、彼の周りには、ちゃんと正面からぶつかってくれたり、自分なりの考えを話して聞かせてくれる「仲間」がいます。
たとえば三日月が小狐丸の思いに打たれて「俺が間違っていた、こんなことはもうしない」…っていうような単純なお話では全くなく、
理解しえない考え方の違いもお互いしっかり抱えているけど、でもこれからも一緒に仲間としてやっていこうよ、っていうこの歩み寄りと信頼の姿勢が…!私の中での刀ミュ大好きポイントです!!!
今回つはものを見てから、三日月のことが頭から離れなくなっております…。
彼の描かれ方が、思ってもみない方向に進んでいったので、本当に今でも驚いてるんですが、だけどその描写にいやなところはひとつもなくて、よくぞこんな物語を織り上げてくれた。。という感慨で胸がいっぱいになってしまってます!
なんていうか、とにかく三日月にはしあわせになってほしい…心からの安らぎを得てほしい…やっぱり幕末組とかっぽれ温泉旅行してきてほしい…飲みましょう!!発動だよ!!!!
だけど変わらずに気高くつよい、食えないおじいちゃんでもあってほしい!えーーーん!!!!涙(まとまらない上に感情がぐちゃぐちゃ…)
ほかにも作品全体について言いたいこと、たくさんたくさんあるんだけど!とりあえず三日月についての思いを外に出さないとしんでしまいそうだったので、まとまってないですが、言いたいことをわーっと書いてみました。
最初に言ったけど考察ではなくて、自分なりの納得と感想の記録であり、最終的には三日月モンペになり果てたゆえの長文です。。そしてやっぱり、こんな風に思いを巡らせる機会を与えてくれる刀ミュがわたしはだいすきだ!!!
ここまで、読んで頂いてありがとうございます!
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